中性脂肪を下げる3つの方法では 中性脂肪を下げる食事、中性脂肪を下げる運動、中性脂肪を下げる薬の3つの方法を紹介します。
中性脂肪を減らすために、食事の内容を見直してみましょう。効果的な方法としてお勧めしたいのは、食物繊維の摂取量を増やすことです。食物繊維は便秘を改善する効果があることで知られていますが、中性脂肪を下げる働きもあるのです。食物繊維の多い食事を摂ると中性脂肪だけでなく、余分な糖分やコレステロールも便と一緒に体外へ排出してくれるのです。
他に中性脂肪を下げる効果のある食品には、サバ・イワシ・サンマ等の青魚があります。青魚の脂肪には、DHAやIPAと呼ばれる不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。不飽和脂肪酸は、肝臓で中性脂肪が作られるのを抑制する役目を果たしてくれるので、青魚を中心とした食事を心がけるのも良いことです。
そして現在では、中性脂肪を下げる働きのある飲料水・お茶・サプリメントなどが売られており、近くのスーパーやコンビニで簡単に手に入ります。厚生労働省が認可した、いわゆる「特定保健用食品」と呼ばれるものですが、これらを普段の食事に取り入れるのも、中性脂肪を下げるための対策として効果があります。
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中性脂肪を下げる方法として、食事療法と並ぶ対策は運動です。一口に「運動」と言っても「無酸素運動」と「有酸素運動」の2種類
があります。中性脂肪を下げるために効果的なのはどちらでしょうか?
「無酸素運動」は、短時間に多くのエネルギーを消費する運動です。例としては陸上の100m走が挙げられます。無酸素運動は一瞬で体力を使い切るので長時間は続けられません。人間の体は、短時間の運動では体脂肪が減らないようにできています。ですから運動をしているつもりでも、それが無酸素運動では中性脂肪を下げる効果はほとんどないのです。
「有酸素運動」は、リズム良く呼吸をしながら長時間続ける運動です。代表的な有酸素運動は、ウォーキングや水泳などです。体脂肪が燃え始めるのは、運動開始後20分くらいからです。つまり中性脂肪を減らすには、有酸素運動を最低20分は続けないといけません。
最近ではダイエットのためにできる手軽な運動という理由で、ウォーキングがブームになっています。できれば毎日30分は歩くようにして、中性脂肪を少しずつ基準値に近づけていきましょう。
中性脂肪の基準値は40〜130mg/dlとされています。150mg/dl以上になると高脂血症と診断され、治療によって数値を下げる必要があります。高脂血症の治療の基本は食事療法と運動ですが、それでも中性脂肪の数値が改善されない場合は、薬の力を借りての治療を始めなければなりません。中性脂肪の数値が高い状態を放置しておくと、脳卒中や心筋梗塞などの命にかかわる病気を引き起こす原因にもなります。ですから高脂血症の治療薬は、場合によっては一生飲み続けなくてはなりません。
中性脂肪を下げる薬を飲み始めると、「もう食事療法や運動はしなくてもいいんだ」と勝手に思い込む人がいます。もっと困った例としては、健康診断の血液検査の結果を見て「中性脂肪の数字が改善された」と喜んだあまりに、治療薬を飲むことまでやめてしまうケースすらあります。
中性脂肪を下げる方法は、あくまで食事療法と運動が中心であり、薬を飲むことは補助的な役割に過ぎません。この3つをすべてきちんと行わなければ、高脂血症が原因で起こる病気のリスクは決してなくならないのです。
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